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- 勇気をだして本音で伝えることが信頼へとつながる
- 2017.07.30 Sunday | コミュニケーション | posted by 鷹取智子 |
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こんばんは。
直観力コーチの鷹取智子(たかとりともこ)です。
まだ私が若かりし頃、仕事において何か意見を求められても、自分の意見は言わずに周りの意見に合わせてばかりでした。
今思うと、その理由は
・周りから嫌われたくない。周りの意見に合わせておけば安全
・何か言って反論されたら怖い。自分の身を守るため
・そもそも何も考えていない
・自分の意見を言うのが面倒くさい
もちろん何度か自分の意見を伝えた事、ありますよ。でもあまり良い反応が返ってこなかったり、
伝えても結局上の人の意見が通ったりして、もう言うの辞めよう、ってなってしまったのです;;;
結構、同じような経験がある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
でも、30代に入りこのように思ったのです。
「自分の意見があるのに言わず、周りに合わせるふりをすることが協調性なの?」
「本音は違うのに、仮面をかぶって目の前の人の言う事を100%肯定するふりをする事が、信頼関係を築くことになるの?」
こんな事もイメージしてみました。
例えばZさんと何か仕事上の話をすると、いつもZさんは周りの人の意見に合わせる。
Aさんが右と言えばZさんも右ですよね、と言うし、別の場でBさんが左と言えばZさんも左ですよね、と言う。
そんなZさんの言動を見ていて、私はこう思うのです。
「この人、信用できない。本音は何を考えているのだろう?」って。
思い返せば、私がまだ若かりし頃、自分の意見を言わなかった時にある先輩にこう言われたのです。
「あなたって最初は何を考えているか分からないかったけど、良く知ると自分の意見があるしっかりした人なのね」
あ〜、誤解されていたんだな、最初は信用してもらってなかったかもしれないな、と反省しました。
ただ、自分の保身のために安易な事をしていたなんだな、と気づいてからは本音を伝えるようにしています。
その後、ある企業に勤めていた時、かなり厳しい男性社長にこのように言われるようになりました。
「みんな、私の事を恐れて本音を言わないけど、鷹取さんはきちんと自分の意見を伝えてくれる。だから信頼しているし、何かあったら君の意見を聞きたいな、と思うんだ」
確かに、他の人達は社長を恐れて社長が指示した事しかやらない、と言うスタンスでした。
社長はそのスタンスに不満を感じていたのです。
もっとアイデアや意見が欲しい、と思っていたのですが、その社長があまりに威圧的なのでみんな言えなかったのです;;;
私の場合は、専門分野(サービスに関する内容)の仕事に携わっていて、自分の裁量で仕事をしていたため素直に意見を言える立場だったこともあるかと思います。
自分のアイデアや意見を出すことは大事な仕事の1つだと思っていましたし、時には社長の意見に反することを言うのも
必要だと考えていたのです。
ですから、怖かったけど(笑)きちんと自分の考えを伝えるようにしていました。
自分の本音を伝える時、大事なのは
・自分の意見が正しい、と論破することがゴールではないと認識すること
・相手、もしくはチームでの共通のゴールをきちんと共有すること
・伝え方に気を付けて、誤解が生じないようにすること。相手の反応を見ながら伝えていくこと
・相手の考えや意見もいったんは受け止め、尊重しようと意識すること
このような事を意識しながら本音で伝えていくことが、仕事や周りの人に対する誠意なのではないでしょうか。
コミュニケーションの中で多少ギクシャクしたり誤解が生まれても、それは後から埋められるものです。
心を込めてお互いの意見を尊重しながら真摯に向かい合うことが、真の信頼関係に繋がるのではないかと思うのです。
どちらが正しい、正しくないではなくお互いの共通のゴールに向かって協力していくこと。
自分の意見が通らなくてもそれはそれでOK。
本音で自分の考えを伝えられたかどうか、が大切だと感じています。
そしてその積み重ねが、信頼に繋がるのではないかと信じています。
あなたはどう思われますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日からまた新たな週のスタートですね。素敵な1週間をお過ごしくださいね♪
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